書や篆刻、料理、そして陶芸など多彩なジャンルで活躍し、美食の道をきわめた存在として広く親しまれている異才の芸術家、北大路魯山人（1883-1959）。
魯山人は大胆かつ型破りな発想で独自のもてなしの世界を築くとともに、自らが理想とする器を求めて本格的に作陶の道へと進みます。古陶磁に学びながらも俎板皿や大鉢といった独自の遊び心を示す魯山人の器と、料理が繰り広げるその豊饒な対話は、美食を求める多くの人々を魅了してきました。
この展覧会では、「器は料理の着物」として、和食の魅力を豊かに読み解き、その革新に挑んだ魯山人の仕事を通じて、もてなしの精神や自然観を結晶させた器と料理の関係を紹介します。

フリーカードご持参で、下記割引にてご観覧いただけます。
一般：1,400円→1,300円
大学生：1,000円→900円
高校生：500円→400円

≪会期≫　6/19（金）〜8/16（日）

≪開館時間≫　9：30〜17：00　（金曜日は20：00まで開館）
※入館は閉館の30分前まで

≪休館日≫　月曜日（ただし、7/20（月・祝）は開館し、7/21（火）は休館）

≪会場≫　京都国立近代美術館

≪公式HP≫　http://kitaoji-rosanjin.jp/